20世紀はじめ、若きホセ・マリア・イバニェスは、シャンパーニュでスパークリングワインづくりの技術やプロセスを学ぶため、ナヴァラの機関から奨学金を獲得します。1908年以降、地ぶどうのガルナッチャ・ティンタへのイバニェスのこだわりは、ナバラ州政府主催の祝宴の料理メニューにも採用されるなど、地元や輸出マーケットで高く評価されました。ルフィーノ・イバニェスは、父の跡を継いでシャンパーニュの知識を深め、その後、数十年に渡り、いわゆるナバラを代表するシャンパーニュ製法のスパークリングワインを醸造し、兄弟のアントニオとともに、20世紀後半のユニークなスパークリングワインのつくり手となり、バソンドアの産みの親である、ミチェル・イバニェスにそのノウハウを伝える中心的存在となりました。
泡の再発見
ナヴァラで唯一無二のブラン・ド・ノワール
バソンドアは、1908年にイベリア半島で初めてブラン・ド・ノワールをつくったイバニェス家が最も愛するワインです。115年が経ち、ミチェルが揺るぐことなく、卓越性の徹底的な追求と新たなニュアンスに重点を置いたため、その職人技はこの洗練された、バソンドア・ブルット・ナトゥレ 2016（オーガニック）に集約され、そのすべての香りの複雑さは、本質的に、1908年と同質と言えるでしょう。
テロワールから洗練されたつくりまで
ナヴァラ地方のプレピレネーの盆地の中心に位置するこのテロワールは、石灰岩と泥灰土の間、地中海の影響を受ける温暖な気候で、夏の終わりの収穫後にガルナッチャ・ティンタの古樹がピンク色の繊細なモスト・フロール（一番搾りのモスト）を生み出すため、そのすべての素晴らしさを発展させる最適な条件となっており、このモスト・フロールから美味しく、洗練されたバソンドアがつくられます。
ナヴァラで唯一無二のブラン・ド・ノワール
バソンドアは、1908年にイベリア半島で初めてブラン・ド・ノワールをつくったイバニェス家が最も愛するワインです。115年が経ち、ミチェルが揺るぐことなく、卓越性の徹底的な追求と新たなニュアンスに重点を置いたため、その職人技はこの洗練された、バソンドア・ブルット・ナトゥレ 2016（オーガニック）に集約され、そのすべての香りの複雑さは、本質的に、1908年と同質と言えるでしょう。
テロワールから洗練されたつくりまで
ナヴァラ地方のプレピレネーの盆地の中心に位置するこのテロワールは、石灰岩と泥灰土の間、地中海の影響を受ける温暖な気候で、夏の終わりの収穫後にガルナッチャ・ティンタの古樹がピンク色の繊細なモスト・フロール（一番搾りのモスト）を生み出すため、そのすべての素晴らしさを発展させる最適な条件となっており、このモスト・フロールから美味しく、洗練されたバソンドアがつくられます。
泡、味わい、エッセンス
バソンドア・ブルット・ナトゥレ 2016 ブラン・ド・ノワール
バソンドア・ブルット・ナトゥレが唯一無二の存在である理由は以下の通りです：
ぶどう畑：オーガニック栽培に適した垣根仕立て、斜面にあるぶどう畑を厳選。果房は中程度の大きさで、形は多様、 果実は緩め。ぶどうの大きさは中くらいで、果皮が厚く、果汁が豊富なのが特徴。
ぶどう品種：何十年も前にナヴァラ地方に根付き、この地に適応している、ガルナッチャ・ティンタ（果皮は黒色、果肉は白色）。樹勢は中程度で、適切な剪定を行うことで、果実の品質、収量ともに担保したぶどうを収穫。発芽は遅く、樹勢と収量は控えめ。
還元糖の中に、生き生きとした豊富な酸が特徴。
熟成：48ヶ月ほど瓶内熟成。
少量生産。2016年ヴィンテージの生産量は7,800本ほど。
色：ややピンクがかった色。
香り：力強く、熟成感のあるアロマで、瓶内二次発酵の澱とともに長期熟成させることから生じる香りに、ぶどうの果実味を思わせる香りが一体となった香り。フェンネルやアニスを感じる。
味わい：美味しく、生き生きとしていて、よく溶け込んだ泡が、口の中を優しく包み込む。
ワインに溶け込んだ、繊細な泡。
ペアリング：アサード全般、ビネガーを使ったサラダ、きのこのソテー、揚げ物全般、パスタ、クリーム系チーズ、鶏肉、ノンスモークの肉料理、そしてもちろん魚介類とご一緒に。
現代のライフスタイルの中であらゆるシーンで乾杯の際に。冷やしてお召し上がりください。
